彦部科学の歴史

私たちの会社が位置する群馬県桐生市は、1300年前の奈良時代から織物産業が盛んに行われています。品質の良さ・技術力の高さから『西の西陣、東の桐生』とまで言わしめた高級品織物「桐生織」はその筆頭で、国内のみならず世界でも評価されました。
そんな「織物のまち」桐生に、室町時代にやってきた武家・彦部家。屋敷内で機屋業を営み、絹と人絹を織り交ぜた庶民でも買える値段の丈夫で暖かい織物を新たに発明し、世界中に桐生の織物を売り込み……移ろう時代に合わせて"1本の糸"からものづくりを行い、人々のお役に立ち続けてきました。
職人でありながら、いつ何時も探究心を忘れず、新たな発明に挑む"科学"の視点も持ち続ける。このまちで脈々と受け継いできた彦部家のスピリットは、今も私たちのものづくりの原点です。